スレッズが使えなくなった|「人間であることを確認」・制限・再開できないときの見分け方

作成日:2026年11月2日 最終更新日:2026年11月2日

スレッズ(Threads)を開いたら「人間であることを確認します」と出て先に進めない。投稿しようとしたら、できないと言われた。しばらく休んでいたアカウントが、再開できない。どれも「スレッズが使えなくなった」という同じ言葉で検索されますが、中身はまったく違います。

多くは、Metaによる停止の手前の段階です。この段階で正しく対応すれば、停止まで進まずに済むことが少なくありません。反対に、焦って操作を重ねると、確認や制限が停止に変わることもあります。

リーリエ行政書士事務所は、SNSアカウントの凍結や乗っ取りに遭った方の側に立ち、プラットフォームへの申立書面を作成しています。この記事では、「使えなくなった」の段階の見分け方、表示ごとの意味と対処、待つか相談するかの分かれ目を順に整理します。

この記事は、執筆時点で公表されている公的機関の資料と、弊所がご相談を受けてきた経験にもとづいています。Threadsの画面表示や確認の方法は、アプリの更新で変わることがあります。記事末尾の公的資料もあわせてご確認ください。

この記事で確認すること

1 「使えなくなった」には4つの段階がある
2 表示ごとの意味と、最初にすること
3 「人間であることを確認します」と出たとき
4 投稿・フォロー・返信だけができないとき
5 利用解除から再開できないとき
6 待つか、動くかの分かれ目
7 法的な論点|理由が示されない制限をどう考えるか
8 自分で対応するか、相談するか
9 確認や制限を招かない使い方
10 よくある質問

どの段階か分からない方へ

表示されている画面のスクリーンショットを添えてご連絡ください

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1 「使えなくなった」には4つの段階がある

スレッズが使えなくなる状態は、大きく4つの段階に分けて考えると整理できます。段階が進むほど、自分で戻せる範囲は狭くなります。

段階1 不具合・ログインの問題

アプリや通信の問題。自分で直せることが多い

段階2 確認

「人間であることを確認します」など。案内に沿って済ませる

段階3 機能の制限

投稿やフォローなど一部ができない。期間を待つ

段階4 停止

アカウント全体が使えない。異議申し立ての検討へ

右下へ進むほど、自分で戻せる範囲が狭くなる

図1 スレッズが「使えなくなった」ときの4つの段階(弊所のご相談対応をもとに作成)

このほかに、自分でかけた利用解除から再開できない、という状態もあります。これは段階とは別の問題として5章で扱います。

2 表示ごとの意味と、最初にすること

いま出ている表示から、どの段階に当たるかを見分けます。どの場合も、画面のスクリーンショットを最初に残してください。

段階1 読み込みが終わらない・落ちる

通信を切り替え、アプリを最新にして開き直す。Instagramでも同じ症状なら障害の可能性

段階2 「人間であることを確認します」

アプリ内の案内に沿って確認を済ませる。何度も繰り返されるなら3章へ

段階3 投稿・フォロー・返信ができない

表示された期間は、その操作を控える。期間の表示がなければ4章へ

段階4 「停止されました」の表示

表示された期限の日付を記録し、異議申し立ての準備に入る

別の問題 利用解除の後、再開できない

Instagramにログインできるかを先に確かめる。くわしくは5章へ

図2 表示ごとの段階と、最初にすること(弊所のご相談対応をもとに作成。表示の文言はアプリの更新で変わることがあります)

3 「人間であることを確認します」と出たとき

この表示は、自動の操作や不正なログインではないかを確かめるための、安全の仕組みです。ふだんと違う使い方を検知したときに出ることが多く、出たこと自体が違反の判断を意味するわけではありません。

求められる内容は場面によって違い、画像に表示された文字の入力、登録しているメールアドレスや電話番号へのコードの送信、顔の写った動画の撮影などがあります。確認を済ませないまま放置したり、うまく完了できなかったりすると、そのまま停止に進むことがあるため、1回目から落ち着いて、案内のとおりに済ませることが大切です。

確認が何度も繰り返されるとき

確認を済ませたのに、また同じ表示に戻ってしまう。ご相談でよくうかがう状態です。次の点を順に見直してください。

1 VPNや、カフェ・ホテルなどの公衆Wi-Fiを使っていないか。ふだんの回線に戻して試します。

2 アプリが最新か。古いままだと、確認の画面が正しく進まないことがあります。

3 同じ端末で、多くのアカウントを切り替えていないか。確認の間は、そのアカウントだけで操作します。

4 確認を短い間に何度もやり直していないか。繰り返すほど不審な動きと見られやすくなるため、時間を置いてから試します。

5 Instagramの側にも確認が出ていないか。紐づけて使っている場合は、Instagramの確認を先に済ませると進むことがあります。

確認画面を装ったメッセージに注意

確認はアプリの中で求められます。メールやDMで届いた「確認はこちら」というリンクから、ログイン情報やコードを入力しないでください。IPAは、SMSで届いた認証コードを聞き出してアカウントを乗っ取る手口について注意を呼びかけています。確認のためのコードを、ほかの人に伝える必要はありません。

4 投稿・フォロー・返信だけができないとき

ログインはできるのに、投稿やフォロー、返信など一部の操作だけができない状態です。短い時間に多くの操作をした、同じ文面やリンクを続けて投稿した、といった動きがきっかけになることが多く、期間を区切った一時的な措置として出ることがあります。

この段階でしてほしいことと、してほしくないことは次のとおりです。

すること

制限の表示と、表示された日時をスクリーンショットに残す

表示された期間は、制限された操作を控える

直前の数日に、何をどのくらい操作したかをメモしておく

しないこと

制限が解けるかを確かめるために、同じ操作を何度も試す

別のアカウントに切り替えて、同じ投稿や操作を続ける

制限が解けた直後に、元のペースで操作を再開する

弊所の代表は、事業会社の側で、アカウントの凍結や利用停止に関する書面を受け取り、対応方針を検討する業務に関わってきました。その経験から見ると、制限は、停止の前に示される注意の合図として受け止めるのが安全です。合図を受けて使い方を改めたのか、それとも同じことを続けたのか。その違いは、あとで停止の判断が見直されるときに、利用者の姿勢を示す事実になります。

5 利用解除から再開できないとき

自分でプロフィールを利用解除した場合、ふつうはログインし直すだけで再開できます。それでも戻れないときは、次の順に確かめてください。

1 Instagramにログインできるか。Instagramと紐づけている場合、Instagramの側の問題でスレッズに戻れないことがあります。

2 選んだのが利用解除だったか、削除だったか。削除を選んでいた場合は、取り消せる期間が案内されています。期間を過ぎると元に戻せなくなるおそれがあります。

3 ログインしたときに、確認や停止の表示が出ていないか。出ていれば、2章の表で段階を確かめます。

利用解除の間に、Instagramのパスワードを変えたり、登録の連絡先を変えたりしていると、ログインの段階でつまずくことがあります。再開の前に、Instagramの側の登録情報が使える状態かを確かめておくと安心です。

6 待つか、動くかの分かれ目

確認や制限は、待てば戻ることもあります。一方で、待っている間に状況が変わることもあります。時間の流れに沿って、何を見て判断するかを整理します。

● 表示に気づいた日

スクリーンショットを残す。確認なら案内のとおりに済ませる。制限なら操作を止める

● 表示された期間の間

待つ。新しいアカウントを作ったり、同じ操作を試したりしない

● 期間が過ぎても戻らない

アプリ内の報告やヘルプから状況を伝える。ここからは相談も選択肢に入る

● 「停止」の表示に変わった

期限の日付を記録し、異議申し立ての準備に入る。待つ段階は終わり

図3 時間の流れで見る、待つ段階と動く段階(弊所のご相談対応をもとに作成)

ここで大切なのは、停止の手前で残した記録が、停止された後にいちばん役に立つということです。いつ確認や制限の表示が出て、そのあと自分がどう対応したか。停止されてから思い出そうとしても、正確には書けません。表示に気づいた日のスクリーンショットとメモが、後の申立ての土台になります。

7 法的な論点|理由が示されない制限をどう考えるか

確認や制限の表示には、なぜそうなったのかが具体的に書かれていないことがほとんどです。利用者の側からは「何が悪かったのか分からないまま止められた」と感じられます。

2025年4月に施行された情報流通プラットフォーム対処法にもとづき、Meta Platforms, Inc.のFacebook・Instagram・Threadsは、大規模特定電気通信役務提供者に指定されています。指定を受けた事業者には、投稿の削除などの基準を定めて公表することや、削除したときに発信者へ通知することなどが求められています。ただ、この制度が中心に据えているのは投稿の削除への対応で、確認や機能の制限のような措置の扱いは、国の公表資料の上では明確に示されていません。

プラットフォームの側から見れば、どんな動きを不審と判定したのかを細かく明かせば、スパムや不正ログインを仕掛ける側がそれを避ける方法を学んでしまう、という事情があります。利用者の側から見れば、理由が分からなければ改めようがなく、同じことを繰り返して停止に進んでしまう、という不満があります。どちらにも理があり、どこまで説明すべきかは、制度の上でもまだ定まっていない問題といえます。

理由が示されない以上、利用者にできるのは、自分の側の事実を記録し、心当たりを自分で点検することです。6章で記録を勧めたのは、この点とつながっています。

8 自分で対応するか、相談するか

段階1から段階3までは、ほとんどの場合ご自身で対応できます。相談を考えたほうがよいのは、次のような場合です。

1 確認の画面から何日も先に進めず、登録した連絡先も使えない。

2 制限の期間が過ぎても戻らず、停止に進みそうで不安がある。

3 「停止」の表示に変わった。

4 Instagramにも確認や制限が出ていて、仕事に影響が出ている。

弊所の事例

【例:投稿の制限が出たあと、別のアカウントに切り替えて同じ告知を続けたところ、両方のアカウントが停止されたご相談者。制限の表示が出た日時と、その後の操作の経緯を整理し、申立書面を作成した】

弊所がお手伝いできるのは、事実関係と証拠を整理し、プラットフォームに出す申立書面を作成するところまでです。交渉の代理や訴訟の手続きは行っていません。ログインのパスワードや認証コードをお預かりすることもありません。ご相談の内容によっては、ご自身で戻せるとお伝えすることもあります。ご依頼の前には費用のお見積りをお示しし、合意のない費用を請求することはありません。

確認や制限から先に進めない方へ

表示が出た日と、その前後の操作をお知らせください

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フォームから相談する

9 確認や制限を招かない使い方

操作のペース

フォローやいいね、返信を短い時間にまとめて行わない。具体的な上限は公表されていないため、まとめて操作する使い方そのものを避けます

投稿の中身

同じ文面やリンクを続けて投稿しない。生成AIの文章をそのまま並べず、自分の言葉を入れます

接続の環境

VPNや公衆Wi-Fiを頻繁に切り替えない。多くのアカウントを同じ端末で切り替え続けない

外部ツール

自動投稿やフォロワーを増やすツールと連携しない

登録情報と守り

Instagramに登録しているメールアドレスと電話番号を使える状態に保ち、二段階認証を設定する。確認を求められたときに、すぐ応えられるようにしておきます

10 よくある質問

Q 「人間であることを確認します」と出たのは、違反と判断されたからですか。

A そうとは限りません。ふだんと違う使い方や接続を検知したときの安全の確認として出ることが多い表示です。ただし、確認を済ませないままにすると停止に進むことがあるため、早めに済ませてください。

Q 確認で顔の動画を求められましたが、撮りたくありません。

A ほかの方法が選べる場合もありますが、選べないこともあります。撮影しないままでは確認が完了せず、先に進めないおそれがあります。迷う場合は、撮影の前にご相談ください。

Q 制限はどのくらいで解けますか。

A 期間が表示されている場合は、それに従ってください。期間は状況によって違い、一律の目安はありません。表示された期間を過ぎても戻らない場合は、アプリ内の報告やヘルプから状況を伝えます。

Q 制限中に、ほかのアカウントで投稿してもよいですか。

A 同じ内容を別のアカウントで続けることは避けてください。制限を避けるための行為と受け取られ、両方のアカウントに影響が及ぶおそれがあります。

Q スレッズだけ使えなくなり、Instagramは普通に使えます。

A スレッズの側だけで確認や制限が出ている可能性があります。2章の表で段階を確かめてください。Instagramが使えるうちに、登録しているメールアドレスと電話番号が使えるかも確かめておくと安心です。

Q 停止の手前の段階でも、相談できますか。

A できます。停止される前のほうが、取れる手は多く残っています。ご自身で対応できる状況であれば、そのようにお伝えします。

まとめ|停止の手前で、止まって記録する

1 「使えなくなった」が、不具合・確認・制限・停止のどれかを見分ける

2 「人間であることを確認します」は、アプリ内の案内に沿って1回目から丁寧に済ませる

3 制限が出たら、期間の間は操作を控え、別のアカウントで同じことをしない

4 利用解除から戻れないときは、Instagramの側を先に確かめる

5 表示が出た日のスクリーンショットとメモを残す。停止されたときの申立ての土台になる

確認や制限の段階なら、多くは落ち着いて対応すれば戻ります。何日も先に進めないとき、停止の表示に変わったときは、一人で抱え込まずにご相談ください。

スレッズが使えなくなったときのご相談

画面のスクリーンショットがあると、状況の確認をスムーズに進められます

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参照した公的資料

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執筆・運営について

リーリエ行政書士事務所

SNSアカウントの凍結解除・乗っ取り復旧を専門とする行政書士事務所です(東京都行政書士会所属)。

事務所 リーリエ行政書士事務所

登録 東京都行政書士会 第22080418号

取扱分野 SNSアカウントの凍結・乗っ取りからの復旧、SNSアカウント運用サポート

作成 2026年11月2日

最終更新 2026年11月2日