Threadsアカウント停止からの復活方法|異議申し立ての手順を徹底解説【2026年冬更新】
作成日:2026年6月20日 最終更新日:2026年11月2日
「Threadsのアカウントが突然停止された」「ログインしようとしたら使えなくなっていた」。フォロワーとのつながりも、積み上げてきた投稿も、一度に失われたように感じて不安だと思います。
Threadsの停止には、ほかのSNSにはない注意点があります。Instagramのアカウントと紐づけて使っている場合、片方の停止がもう片方に及ぶことがあるという点です。Threadsだけの問題だと思って後回しにしていると、メインのInstagramまで使えなくなっていた、ということも起こりえます。
リーリエ行政書士事務所は、SNSアカウントの凍結や乗っ取りに遭った方の側に立ち、プラットフォームへの申立書面を作成しています。この記事では、停止の見分け方、Instagramとのつながり、異議申し立ての進め方、両方が止まったときの対応の順番を整理します。
この記事は、執筆時点で公表されている公的機関の資料と、弊所がご相談を受けてきた経験にもとづいています。Threadsの画面表示や手続き、Instagramとの連携の仕組みは、アプリの更新で変わることがあります。記事末尾の公的資料もあわせてご確認ください。
この記事で確認すること
1 あなたの「停止」は、利用解除か、Metaによる停止か
2 InstagramとThreadsのつながり|両方止まったときの順番
3 Threadsが停止される主な原因
4 異議申し立ての進め方
5 申し立ての後にやらないこと
6 法的な論点|一方の違反で、両方を止めてよいのか
7 返信が来ない・通らないとき
8 専門家に相談するときに知っておいてほしいこと
9 復活した後の運用
10 よくある質問
1 あなたの「停止」は、利用解除か、Metaによる停止か
「Threadsが停止した」という言葉には、性質のまったく違う二つの状態が含まれています。取り違えると、必要のない手続きに時間を使ってしまいます。
自分で利用解除した
きっかけ 自分で「プロフィールを利用解除」を選んだ
画面 停止や違反の警告は出ていない
対応 ログインし直して、利用を再開する
Metaに停止された
きっかけ 突然ログインできなくなった、違反の通知が届いた
画面 「アカウントが停止されました」などの表示が出る
対応 期限を確かめ、異議申し立ての準備に入る
図1 利用解除と、Metaによる停止の見分け方(弊所のご相談対応をもとに作成)
利用解除は、Threadsをしばらく休むための機能です。利用解除の間は、ほかの人からプロフィールや投稿が見えなくなりますが、ログインし直せば再開できます。ログインし直してもエラーが出る場合は、Instagramの側で問題が起きている可能性があります。2章もあわせて確認してください。
Metaに停止された場合は、異議申し立てに期限があります。期限の長さは、停止の種類や時期によって案内が異なります。停止の通知や画面に表示されている日付を、まず確かめてスクリーンショットに残してください。通知はアプリ内やメールで届くことが多いため、迷惑メールフォルダも見ておきます。
2 InstagramとThreadsのつながり|両方止まったときの順番
ThreadsをInstagramのアカウントと紐づけて使っている場合、二つのサービスは同じMetaのアカウントの仕組みの上で動いています。そのため、次のようなことが起こりえます。
▲ ▼
片方の停止が、もう片方に及ぶことがある
図2 ThreadsとInstagramのつながり(Instagramと紐づけて使っている場合)
Threadsでの投稿や操作をきっかけに停止され、Instagramにもログインできなくなった。反対に、Instagramが停止され、Threadsも使えなくなった。どちらの方向でも起こりえます。「あまり使っていないThreadsのことだから」と後回しにしないことが大切です。
両方が止まっている、または片方だけか分からないときは、時間の順に次のように進めます。
確かめる
ThreadsとInstagramのそれぞれに、ログインできるか、どんな表示が出るかを確かめる
記録する
両方の画面と、それぞれの期限の日付をスクリーンショットに残す。期限が別々に示されていれば、早いほうに合わせて動く
見当をつける
停止のきっかけが、どちらのサービスでの、どんな投稿や操作だったかの見当をつける
申し立てる
停止の通知と手続きの案内が出ている側から申し立てる。両方に案内が出ていれば、両方の手続きと期限を管理する
図3 両方が止まったときの対応の順番(弊所のご相談対応をもとに作成)
片方の手続きだけ済ませても、もう片方が止まったままでは、結局ログインできない状態が続くことがあります。反対に、きっかけになった側の停止が見直されたことで、もう片方も使えるようになることもあります。
Instagramも止まっている方へ
3 Threadsが停止される主な原因
「何も悪いことをしていないのに」と感じる方がほとんどです。停止には自動の判定が関わることがあり、違反のつもりがなくても止められることがあります。よくあるきっかけは次のとおりです。
たとえば、お店の宣伝のためにアカウントを作り、すぐに多くの人をフォローして同じ宣伝文を続けて投稿すると、本人に悪意がなくても、機械的な操作と判定されやすくなります。原因の見当がつけば、申立文に何を書くべきかも見えてきます。
弊所の事例
【例:店舗の集客のためにThreadsを始め、短い期間に多くのアカウントをフォローしたところ停止され、集客用のInstagramにもログインできなくなった。店舗の運営者であることと、操作の経緯を時系列で整理し、申立書面を作成した】
4 異議申し立ての進め方
画面の文言はアプリの更新で変わることがありますが、基本の流れは共通です。
1 停止の通知画面を確かめ、表示されている期限の日付とあわせて記録する。
2 画面の案内(異議申し立て、再審査のリクエストなど)から手続きに進む。
3 本人確認を求められたら、指示どおりに顔の写った動画や書類を提出する。
4 状況を説明する文章を送る。
5 結果を待つ。結果はアプリの通知や登録しているメールに届く。
弊所の代表は、事業会社の側で、アカウントの凍結や利用停止に関する書面を受け取り、対応方針を検討する業務に関わってきました。受け止める側から見て検討しやすいのは、謝罪や弁解を並べた文章ではなく、誰のアカウントで、いつ何が起きて、原因についてどう考えているかが、事実の順に並んだ文章です。
Threadsならではの点として、Instagramと紐づけている場合は、停止のきっかけがどちらのサービスでの出来事だったかを分けて書くと、審査する側が状況をつかみやすくなります。心当たりがあれば、隠さずに事実として書き、改めたことを添えます。「すぐ戻せ」といった攻撃的な書き方や、事実と違う説明は避けてください。
申立文の組み立て方をくわしく
5 申し立ての後にやらないこと
結果を待つ間の行動も、その後に影響します。焦りからやってしまいがちなことを、三つ挙げます。
1 すぐに新しいアカウントを作ること。同じ端末や連絡先で作ると、停止を避けるための行為と受け取られ、新しいアカウントも止められるおそれがあります。
2 短い間に何度も申し立てを送ること。同じ内容を重ねても、結果は変わりにくくなります。
3 必要もなく、登録しているメールアドレスや電話番号を変えること。本人確認の連絡を受け取れなくなるおそれがあります。ただし、乗っ取りの疑いがあるときは、パスワードの変更を優先してください。
6 法的な論点|一方の違反で、両方を止めてよいのか
国の制度|Threadsも指定を受けている
2025年4月に施行された情報流通プラットフォーム対処法にもとづき、Meta Platforms, Inc.のFacebook・Instagram・Threadsは、大規模特定電気通信役務提供者に指定されています。指定を受けた事業者には、投稿の削除などの基準を定めて公表することや、削除をしたときに発信者へ通知することなどが求められています。ただし、この制度が中心に据えているのは投稿の削除への対応で、アカウントの停止そのものの扱いは、国の公表資料の上では明確に示されていません。
対立する考え方|アカウント単位か、サービス単位か
プラットフォームの側から見れば、規約に反する利用をした人を、アカウントの単位で判断するのは合理的だという考え方があります。片方のサービスだけを止めても、同じ人がもう片方で同じことを繰り返せば、利用者を守れないからです。
利用者の側から見れば、ほとんど使っていないThreadsでの出来事で、仕事に使っているInstagramまで止まるのは、重すぎると感じられます。問題の起きたサービスごとに判断してほしい、という考え方です。
弊所は、この点こそ申立書面で丁寧に扱うべきだと考えています。どちらのサービスで何があったのかを分けて示し、もう一方のサービスでは問題のない使い方をしていたことを、事実で示す。そうすることで、受け止める側が、停止の範囲が妥当かどうかを考え直す材料になります。
7 返信が来ない・通らないとき
まず、結果のメールが迷惑メールフォルダに入っていないかを確かめてください。結果が出るまでの期間は、停止の種類や時期によって大きく異なり、決まった目安はありません。
一度の不承認で終わりとは限りません。ただ、同じ内容を送り直しても結果は変わりにくいのが実情です。再申請するのは、前回に足りなかった事実や資料を補えるときにかぎる。これが弊所の考え方です。期限の中で申請できる回数には限りがあるため、1回ごとの中身がそのまま結果に響きます。
8 専門家に相談するときに知っておいてほしいこと
行政書士は、事実証明に関する書類の作成を業務とする国家資格者です。弊所がお手伝いできるのは、事実関係と証拠を整理し、プラットフォームに出す申立書面を作成するところまでです。交渉の代理や訴訟の手続きは行っていません。そうした対応が必要な場合は、弁護士へのご相談をご案内します。
ご相談からの流れは、次のとおりです。
1 LINEかお問い合わせフォームからご連絡ください。いただいた順にご連絡します。
2 停止の状況と経緯をうかがい、ThreadsとInstagramのどちらで何が起きているかを整理します。
3 見通しと進め方、費用のお見積りをお示しします。
4 ご依頼いただいた場合は、和文・英文の申立書面を作成します。
ご用意いただくのは、停止された画面のスクリーンショットと、いつ、どんな状況だったかのメモだけで構いません。ご相談の内容によっては、ご自身で対応できるとお伝えすることもあります。合意のない費用を請求することはありません。
9 復活した後の運用
復活しても、同じ使い方を続ければ、同じ理由で止められるおそれがあります。復活した直後こそ、慎重に運用してください。
10 よくある質問
Q 停止されたら、もう復活できないのでしょうか。
A 必ずしもそうではありません。期限の中で、事実を整理した異議申し立てを行うことが大切です。期限を過ぎて削除されると、元に戻せなくなるおそれがあります。
Q 異議申し立ての期限は何日ですか。
A 停止の種類や時期によって案内が異なるため、一律の日数でお答えすることはできません。停止の通知や画面に表示されている日付を確かめてください。InstagramとThreadsの両方が止まっている場合は、それぞれの日付を確かめます。
Q 心当たりがないのに停止されました。
A 自動の判定や、第三者からの通報、乗っ取りがきっかけになっていることがあります。心当たりがないことを、普段の使い方の事実とあわせて落ち着いて説明してください。見覚えのないログインの通知があれば、乗っ取りへの対応を先に進めます。
Q Threadsが停止されると、Instagramも使えなくなりますか。
A Instagramと紐づけて使っている場合は、影響が及ぶことがあります。Threadsだけの問題と考えず、Instagramの状態もあわせて確かめてください。
Q 停止中、投稿やフォロワーはどうなりますか。
A 停止の間は、ほかの人から見えなくなるのが一般的です。復活すれば、多くの場合そのまま戻ります。ただし、期限を過ぎて削除されると失われるおそれがあります。
Q 行政書士は、アカウントの復活そのものを代わりにしてくれますか。
A 行政書士が行うのは、事実関係を整理した申立書面の作成です。申し立てはご本人の手続きとして進めていただき、その中身を整える形でお手伝いします。ログインのパスワードをお預かりすることはありません。
Q 相談したら、必ず依頼しないといけませんか。
A いいえ。ご自身で対応できる状況であれば、そのようにお伝えします。ご依頼の前には費用のお見積りをお示しし、合意のない費用を請求することはありません。
まとめ|Threadsの停止は、Instagramとセットで考える
1 まず、自分で利用解除したのか、Metaに停止されたのかを見分ける
2 停止なら、画面に表示された期限の日付を確かめて記録する
3 Instagramと紐づけているなら、両方の状態と期限を確かめる
4 申立文は、どちらのサービスで何があったかを分けて、事実の順に書く
5 再申請は、前回に足りなかった事実や資料を補えるときにかぎる
「期限が迫っている」「申請が通らなかった」「Instagramまで止まってしまった」。どの段階でも、一人で抱え込まずにご相談ください。
参照した公的資料
総務省「インターネット上の違法・有害情報に対する対応(情報流通プラットフォーム対処法)」
総務省「情報流通プラットフォーム対処法第20条第1項に基づく大規模特定電気通信役務提供者の指定」
AUTHOR & SUPERVISION
執筆・運営について
リーリエ行政書士事務所
SNSアカウントの凍結解除・乗っ取り復旧を専門とする行政書士事務所です(東京都行政書士会所属)。
事務所 リーリエ行政書士事務所
登録 東京都行政書士会 第22080418号
取扱分野 SNSアカウントの凍結・乗っ取りからの復旧、SNSアカウント運用サポート
作成 2026年6月20日
最終更新 2026年11月2日


