大分県竹田市と行政書士の深い縁|2026年に4回通う理由と魅力

東京・江東区の門前仲町に事務所を構えるリーリエ行政書士事務所。そんな私たちには、九州の真ん中に、何度も足を運びたくなる“もうひとつのふるさと”のような町があります。それが、大分県竹田市(たけたし)です。

ありがたいことに竹田市とは深いご縁をいただいており、2026年だけでも、すでに4回この町を訪れています。「東京の行政書士が、なぜ九州の小さな町に、そんなに何度も?」——よく不思議がられます。今回は、私たちが竹田市に通い続ける理由と、通うほどに惹き込まれていく竹田市の魅力を、たっぷりとお伝えします。

なぜ私たちは竹田市に通うのか ―― 4回訪問の理由

私たちリーリエ行政書士事務所は、許認可申請や民泊・宅建業のサポートを中心に、通知書面や公正証書の作成、そして地方創生にも本気で取り組んできました。竹田市との縁は、まさにこの「地方創生への想い」の延長線上にあります。

「課題」と「可能性」が同居する町だから

竹田市は、人口減少や高齢化、空き家の増加といった、日本の地方が抱える課題に、ほかの町よりも一足早く向き合ってきた「課題先進地」です。けれど、現地を歩いて私たちが何より感じたのは、課題の重さではなく、「ここには、まだ動き出していない可能性が眠っている」という確かな手応えでした。

豊かな自然、深い歴史、温泉、そして全国に誇れる特産品。素材は、これ以上ないほど揃っています。あとは、その素材を活かして挑戦する人を、どう後押しするか。そこにこそ、私たち行政書士の出番があると感じたのです。

専門分野が、そのまま地域の力になる

空き家を宿に変える民泊の許認可。移住してきた方の創業サポート。古民家を活用するための不動産(宅建業)の知識。地域の挑戦に活かせる補助金・許認可の手続き——。私たちが日々向き合っている分野は、そのまま竹田市の未来づくりに直結していました。

だからこそ、私たちは「関わる人」になりたいと思いました。移住するわけではないけれど、何度も通い、現地の人とつながり、専門家として力を貸す。いわゆる「関係人口」として、この町の挑戦に伴走する。2026年に4回も訪れているのは、決して観光だけが目的ではありません。通うたびに新しい出会いと課題に出会い、「次はこれをお手伝いしたい」が増えていく。気づけば、竹田は私たちにとって特別な町になっていたのです。

訪れるたびに、地域で奮闘する人たちの生の声を聞きます。「古民家を活用したいが、何から手をつければいいか分からない」「移住して事業を始めたいが、許認可の全体像が見えない」「補助金があると聞いたが、申請が難しそうで諦めかけている」——。一つひとつは小さな“つまずき”でも、それが積み重なると、せっかくの挑戦が前に進まなくなってしまう。私たちが現地に足を運ぶのは、画面越しでは見えないこうした課題を肌で感じ、その場で道筋を示すためです。東京にいながらオンラインで完結する時代だからこそ、あえて「足で通う」ことの価値があると、私たちは考えています。

竹田市ってどんな町? ―― 水と山に抱かれた城下町

竹田市は、大分県の南西部、大分市から車で1時間ほどの場所にある、静かな山あいの町です。位置でいえば、ちょうど九州のほぼ中央。北にくじゅう連山、西に阿蘇の外輪山、南に祖母山系と、雄大な山々にぐるりと囲まれています。

山に囲まれた土地には、清らかな水が豊富に湧き出します。この「水のまち」としての性格が、後でご紹介するサフランや農作物、温泉、そして人々の暮らしのすべてを支えています。そして町の中心には、岡藩7万石の城下町が、江戸時代と変わらない佇まいで残っている——。歴史・自然・食・温泉が、これほど小さなエリアにぎゅっと詰まっている町は、そう多くありません。

竹田の城下町は、文禄3年(1594年)の岡城大改修にあわせて整備されたもの。商人や町人を中央の低地に、その外側に寺院を、そして岡城へと連なる丘陵には武家屋敷を配する——という計画的な町割りで生まれました。当時120mにわたって連なったという武家屋敷の町割りは、今も殿町一帯にその面影をとどめています。歩くだけで、数百年前の都市設計の思想が体に染み込んでくるような、不思議な感覚を味わえる町です。湧水の恵みと、人の手による緻密な町づくり。竹田の城下町は、その両方が重なり合ってできた“奇跡のような小都市”なのです。

【歴史】難攻不落の名城・岡城跡と『荒城の月』

竹田市を語るうえで、まず外せないのが国指定史跡・岡城跡(おかじょうあと)です。城下町を見下ろす標高325mの岩山の上に築かれたこの城は、断崖絶壁に囲まれた「難攻不落の名城」として知られています。

伝承によれば、岡城の始まりは文治元年(1185年)。源義経を迎え入れるために、郷土の武将・緒方三郎惟栄(おがたさぶろうこれよし)が築いたと伝えられています。現在に残る壮大な城郭は、その後に入った岡藩初代藩主・中川秀成(なかがわひでしげ)が大改修したもの。城の形が牛の寝た姿に似ていたことから、「臥牛城(がぎゅうじょう)」という別名でも呼ばれています。

その堅牢さは、歴史が証明しています。天正14年(1586年)に始まった島津氏と大友氏の戦い「豊薩戦争(ほうさつせんそう)」では、わずかな兵で岡城を守った若き城主・志賀親次(しがちかつぐ)が、攻め寄せる島津の大軍を撃退したと伝えられています。城の入り口近くには、頼朝と不仲になった義経を迎えるために築城されたという逸話を刻んだ「あゝ義経公の碑」も残り、訪れる人の歴史心をくすぐります。

苔むした石垣が見せる、悠久の時間

明治の廃城によって建物は失われましたが、その分、岡城の魅力は「石垣」に凝縮されています。なかでも三の丸の石垣は、険しい谷に面してそびえ立ち、びっしりと苔をまとった姿が圧巻。重機のない時代に、人の手だけでこれほどの石を積み上げたのかと思うと、ただただ言葉を失います。本丸からはくじゅう連山が、近戸門からは阿蘇山と城下町が一望でき、その眺めから「天空の城」とも称されます。

この岡城を、より深く愛されるものにしているのが、滝廉太郎の名曲『荒城の月』です。少年期を竹田で過ごした廉太郎にとって、この城は原風景そのもの。二の丸には、彫刻家・朝倉文夫が手がけた瀧廉太郎像が静かに立っています。

岡城へは、JR豊後竹田駅から落ち着いた城下町を抜けて、徒歩でも登城できます。道のあちこちに案内看板があるので迷う心配はありません。短いトンネルを抜けた途端、目の前にどっしりとした石垣群が現れる——その瞬間の感動は、一度味わうと忘れられません。本丸・二の丸・三の丸・西の丸とひと通り巡ると、1時間半から2時間ほど。城内には自動販売機がないので、夏場は飲み物を準備してから登るのがおすすめです。

そしてもうひとつ、ぜひ味わってほしいのが「音」です。岡城で松の葉が風に鳴る音は「岡城跡の松籟(しょうらい)」として、環境省の「日本の音風景100選」にも選ばれています。城内には桜と紅葉の名所も多く、4月上旬には大名行列が練り歩く「岡城桜まつり」が開かれ、四季を通じて訪れる人を飽きさせません。スマートフォンのARアプリ「岡城時空散歩」を使えば、かつての城の姿をその場で重ねて見ることもできますよ。

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【まち歩き】城下町に息づく文化と物語

岡城を堪能したら、ぜひ城下町をゆっくり歩いてみてください。竹田の城下町は、周囲を切り立った山に囲まれ、トンネルを抜けないとたどり着けないという、まるで天然の要塞のような立地。その独特の入り口をくぐった瞬間から、町歩きの非日常が始まります。

武家屋敷通りと、文化人たちの面影

武家屋敷通り「歴史の道」や殿町(とのまち)の一帯には、岡藩の城下町としての風情が色濃く残っています。瀧廉太郎記念館は、廉太郎が12歳から14歳までを過ごした旧宅。転勤の多い家庭で友人を作りにくかった彼が、この竹田では生涯の友に恵まれ、のびのびと過ごしたと伝えられています。

すぐ近くには、江戸後期を代表する南画家・田能村竹田(たのむらちくでん)の邸宅「旧竹田荘」も。現存する武家屋敷として公開されており、国の史跡に指定されています。さらに、世界的建築家・隈研吾氏が設計を手がけた「竹田市歴史文化館・由学館」では、岡城のジオラマや竹田ゆかりの文人の作品を通じて、町の歴史と文化を深く知ることができます。

城下町をお得に巡るなら、文化施設をまとめて楽しめる「おおいた竹田 城下町パスポート」が便利です。岡城跡・歴史文化館・瀧廉太郎記念館・佐藤義美記念館・竹田温泉花水月の5施設に加え、土産物店や飲食店など30を超える協賛店で特典が受けられ、2日間かけてじっくり町を堪能できます。

城下町グルメと、恋を願う愛染堂

歩き疲れたら、城下町のグルメも見逃せません。地元で長く愛されるから揚げの名店から、竹田の食材を活かしたイタリアンやフレンチ、旬を盛り込んだ和食まで、小さな町とは思えないほど多彩なお店が点在しています。古民家を再生したレトロなカフェで、湧水で淹れたコーヒーと和菓子を味わうひとときも格別です。また、十六羅漢の横の長い階段を上った先に建つ願成院本堂(愛染堂)は国の重要文化財で、安置された愛染明王は「恋愛成就」の御堂としても親しまれています。歴史散策のついでに、そっと願いをかけてみてはいかがでしょうか。

隠れキリシタンの祈りと、竹あかりの夜

竹田の歴史には、もう一つ忘れてはならない側面があります。戦国時代の岡城主・志賀親次(しがちかつぐ)が熱心なキリシタンだったことから、この地には多くのキリシタンが暮らしました。その祈りの場として、岩盤を掘り込んでつくられた「キリシタン洞窟礼拝堂」が今も残されています。また、城下町には国の重要文化財である願成院本堂(愛染堂)もあり、歴史好きにはたまらないスポットが点在しています。

そして、秋に竹田を訪れるなら、ぜひ味わってほしいのが「竹楽(ちくらく)」。毎年11月中旬の3日間、城下町が無数の竹灯籠のやわらかな光に包まれる催しで、例年10万人以上が訪れます。素朴な竹あかりが江戸の町並みに溶け込む光景は、息をのむ美しさ。じつはこの竹楽、荒れがちな里山の竹林を活用する環境保全の取り組みでもあり、「美しさ」と「地域づくり」が一つになった、竹田らしいお祭りなのです。

【温泉】日本有数の炭酸泉・長湯温泉でととのう

水のまち・竹田は、当然ながら温泉も格別です。なかでも全国的に名高いのが、長湯温泉(ながゆおんせん)。ここは日本有数の高濃度炭酸泉として知られ、お湯に浸かると、まるでラムネのように肌へ細かな泡がまとわりつきます。

炭酸ガスには血行を促す働きがあり、古くから療養の湯として親しまれてきました。湯上がりの体のぽかぽか感は、ほかの温泉ではなかなか味わえないもの。個性的な建築デザインの湯処も多く、温泉そのものを「体験」として楽しめるのも魅力です。長湯温泉は、湯に浸かるだけでなく「飲泉(いんせん)」——お湯を飲んで体を整える文化が根づいていることでも知られ、「飲んで効き、入って効く」湯として、長期滞在型の湯治にも向いています。

城下町の中心部にも、JR豊後竹田駅のすぐ近くに総合温泉施設「竹田温泉 花水月(かすいげつ)」があり、観光や町歩きのあとに気軽に立ち寄れます。肌にやさしい弱アルカリ性のお湯で、サウナも完備。城下町散策の締めくくりに、ふらりと汗を流して帰る——そんな贅沢が日常になるのも、温泉のまち・竹田ならではです。

空き家が、宿に変わる ―― 私たちが惹かれた取り組み

この長湯温泉エリアで、私たちが特に注目しているのが、空き家を宿泊施設として再生し、町全体を一つのホテルに見立てる「アルベルゴ・ディフーゾ」という考え方です。使われなくなった建物を宿に変え、長期滞在や移住へとつなげていく。まさに、私たちが取り組む「民泊」「空き家活用」「地方創生」が、現実のかたちで動いている現場です。竹田に通うたびに、こうした挑戦から多くの学びをいただいています。

【自然】くじゅう・久住高原と、隠れた渓谷の絶景

歴史と温泉だけでなく、竹田は雄大な自然の宝庫でもあります。阿蘇くじゅう国立公園の一部である久住高原(くじゅうこうげん)には、見渡す限りの草原が広がり、放牧された牛がのんびりと草をはむ、絵画のような風景に出会えます。ドライブやサイクリングにも最高のロケーションです。

さらに足を延ばせば、くじゅう連山の登山ルートの一つでもある神原渓谷(こうばるけいこく)の澄んだ清流や、山奥にひっそりと佇む落差約20mの黄牛の滝(あめうしのたき)など、知る人ぞ知る絶景が点在しています。豊富な湧水が育む水辺の風景は、訪れるたびに心を洗ってくれます。賑やかな観光地とは一味違う、「静けさの中の贅沢」こそが、竹田の自然の真骨頂です。

久住高原は、夜の表情もまた格別です。周囲に大きな街明かりがないため、晴れた夜には驚くほどの星空が広がります。高原に点在するレストランやカフェでは、ぶどう畑を眺めながら石窯料理や地元産のワインを楽しめる場所もあり、昼は雄大な景色、夜は満天の星と、一日を通して自然の贅沢を味わえます。トレッキングやサイクリングで体を動かしたあとに、温泉と高原グルメで締めくくる——竹田なら、そんな理想的な一日が叶います。

【食】サフラン日本一の町 ―― 竹田式が生む世界最高品質

竹田市の食を語るうえで、ぜひ知っていただきたいのが「サフラン」です。パエリアやブイヤベースに使われる、あの世界的に高価な香辛料。実はこのサフラン、国内生産量の8割以上を竹田市が占めていると聞いたら、驚かれるのではないでしょうか。

竹田でのサフラン栽培の歴史は、1903年(明治36年)に吉良文平という人物が球根を持ち帰ったことに始まり、120年以上にわたって受け継がれてきました。その品質を支えているのが、「竹田式」と呼ばれる独自の栽培法です。海外では畑で露地栽培するのが一般的ですが、竹田では光を遮った暗室の中で花を咲かせます。サフランの香りや色のもとになる成分は紫外線に弱いため、日に当てずに育てることで、色鮮やかで香り高い、世界最高クラスのサフランが生まれるのです。

この栽培を支えているのもまた、竹田の豊かな湧水と適度な湿度。そして興味深いのは、サフラン農家のなかに、他県から移住してきた若い担い手がいることです。地域の伝統を、外から来た人が受け継ぎ、新しい商品開発で全国へ広げていく。これはまさに、私たちが応援したい「地方創生」のかたちそのものです。

地元では、サフランを炊き込んだ「さふらんごはん」が味わえるお店があるほか、学校給食にもサフランライスが登場するのだとか。サフラン以外にも、竹田はトマト、カボス、乾しいたけ、スイートコーンなど、清らかな水が育む農産物の宝庫。食の面でも、何度でも訪れたくなる町なのです。

サフランは香辛料であると同時に、漢方では「番紅花(ばんこうか)」と呼ばれる生薬でもあります。血行を促し、冷えや肩こりの緩和、女性のホルモンバランスを整える働きなどが期待され、古くから「女性の味方」として珍重されてきました。竹田では、お茶やお水に数本浮かべて日常的に親しむ人もいるそうです。生産者のなかには、サフランの魅力をもっと広めようと、加工品の開発や県外でのPR、地元の小学校での出前授業に取り組む方もいて、「育てて終わり」ではなく「伝えて、つなぐ」姿勢が町全体に根づいています。一つの香辛料が、農業・食文化・教育・移住をつなぐ象徴になっている——そんな町は、全国を見渡してもそう多くありません。(※サフランは妊娠中の摂取を控えるべきとされます。ご利用の際はご注意ください。)

【移住・地方創生】挑戦する人を、町ぐるみで支える

ここまでご紹介してきた魅力の数々は、ただ「観光地として優れている」という話ではありません。竹田市は、移住者や挑戦者を町ぐるみで受け入れ、支える仕組みをしっかりと整えている町でもあります。

たとえば、市内で新しく事業を始める方への創業補助金や、移住希望者向けの支援金、社会人インターンシップ、子育て支援など、暮らしと仕事の両面から後押しする制度が用意されています。実際に、古民家を再生したギャラリーやレトロなカフェが次々と生まれ、移住してきた“つくり手”たちが、町に新しい風を吹き込んでいます。

そして、こうした挑戦の現場でこそ、行政書士の力が必要とされます。創業時の法人設立、民泊や飲食店の許認可、空き家を活用するための手続き、補助金の申請書類の作成——。「やりたいこと」は明確でも、その手前にある「手続きの壁」で立ち止まってしまう人は少なくありません。私たちが竹田に通うのは、まさにこの壁を一緒に越えるためです。挑戦が、書類で挫折しない町に。その想いが、私たちを何度もこの地へ向かわせています。

たとえば、空き家を宿に変える場合でも、住宅宿泊事業(民泊)の届出で進めるのか、旅館業の許可を取るのかで、必要な手続きはまったく変わります。古民家を飲食店として使うなら保健所の営業許可が、農地を別の用途に使うなら農地転用の手続きが必要になることもあります。さらに、地方で事業を立ち上げる際には、国や自治体のさまざまな補助金・助成金を組み合わせられる可能性があり、その見極めと申請にも専門的な知識が欠かせません。こうした「制度の地図」を一緒に描き、最短ルートを示すのが、私たち行政書士の役割です。竹田で芽吹こうとしている一つひとつの挑戦に、東京からでも確かな伴走者でありたい——その一心で、私たちは現地に足を運び続けています。

竹田市へのアクセス ―― 意外と行きやすい“九州の真ん中”

「九州の山あいの町」と聞くと、行くのが大変そうに感じるかもしれません。けれど、竹田市は意外とアクセスしやすい町です。鉄道ならJR豊肥本線の豊後竹田駅が玄関口。駅から城下町や岡城へは徒歩圏内で、車がなくても主要スポットを巡れます。

車であれば、大分市から1時間ほど。大分自動車道の大分ICから国道を経由して竹田方面へ向かうルートが一般的です。飛行機を利用する場合、大分空港からだけでなく、熊本空港からのアクセスも便利で、特急バスを使えば乗り換えなしで豊後竹田駅周辺までたどり着けます。阿蘇・高千穂・湯布院・別府といった人気エリアへも好アクセスなので、九州周遊の途中に立ち寄る拠点としても最適です。私たちのように東京から通う場合でも、空路と特急バスを組み合わせれば、思っているよりずっとスムーズに到着できます。

季節ごとに表情を変える、竹田の楽しみ方

竹田市の大きな魅力は、四季それぞれにまったく違う表情を見せてくれること。何度通っても飽きないのは、季節ごとに「次はこの時期に来たい」と思わせてくれるからです。

春 ―― 桜に染まる名城

春は、なんといっても岡城の桜。城内は『日本さくら名所100選』にも選ばれており、4月上旬の「岡城桜まつり」では、雅やかな大名行列や甲冑武者行列が城下を練り歩きます。石垣と満開の桜が織りなす光景は、まさに一幅の絵画です。

夏 ―― 新緑と湧水の涼

夏は、青空に映える石垣と豊かな緑が美しい季節。久住高原の爽やかな風や、神原渓谷・黄牛の滝の水しぶきが、暑さを忘れさせてくれます。湧水のまちならではの、ひんやりとした清涼感を肌で感じられます。

秋 ―― 紅葉・竹あかり・サフラン

秋は、竹田が一年で最も賑わう季節かもしれません。岡城の紅葉は、落ち葉が曲輪を真紅の絨毯に変えるほどの美しさ。11月中旬には城下町が竹灯籠に包まれる「竹楽」が開かれ、10月下旬からはサフランの収穫が最盛期を迎えます。歴史・光・食が一度に楽しめる、贅沢な季節です。

冬 ―― 『荒城の月』が似合う静寂

冬は、観光客が落ち着き、城下町が本来の静けさを取り戻す季節。葉を落とした岡城跡に立つと、『荒城の月』の世界がそのまま目の前に広がります。澄んだ空気のなか、長湯温泉の炭酸泉でじっくり体を温める——そんな“通”の楽しみ方ができるのも、冬の竹田ならではです。

はじめての竹田に ―― おすすめモデルコース

「魅力はわかったけれど、限られた時間でどう回ればいい?」という方のために、私たちが実際に歩いて感じた、おすすめの巡り方をご紹介します。

日帰りなら ―― 城下町と岡城をぎゅっと

まずは「歴史文化館・由学館」で竹田の歴史を予習し、城下町の武家屋敷通りや瀧廉太郎記念館、キリシタン洞窟礼拝堂を散策。お昼は城下町のグルメを楽しんで、午後は岡城跡へ。石垣の上から城下町と山々を一望すれば、竹田の全体像が体に入ってきます。最後は花水月でひと風呂浴びて、すっきりと帰路へ。これだけでも、竹田の“芯”をしっかり味わえます。

1泊2日なら ―― 自然と温泉まで満喫

時間に余裕があれば、ぜひ1泊を。1日目は上記の城下町と岡城をじっくり巡り、夜は長湯温泉のお宿へ。炭酸泉でゆっくり体をほぐし、静かな夜を過ごします。2日目は久住高原をドライブし、神原渓谷や黄牛の滝で自然のパワーをチャージ。高原のレストランで石窯料理や地元ワインを味わえば、心も体も満たされる旅になります。秋なら、サフラン収穫の時期や「竹楽」に合わせるのが断然おすすめです。

それでも、私たちが竹田市に通い続ける理由

難攻不落の岡城。『荒城の月』が生まれた城下町。ラムネのように泡立つ炭酸泉。世界に誇るサフラン。そして、課題に正面から向き合いながら、挑戦する人を温かく迎え入れる土壌。竹田市には、私たち行政書士が力になれる場面と、何度でも訪れたくなる魅力が、同居しています。

2026年だけで4回。この数字は、これからもきっと増えていくでしょう。私たちは観光客としてではなく、この町の挑戦に伴走する「関係人口」の一員として、これからも竹田市と歩んでいきたいと思っています。もしあなたが竹田市に興味を持ってくださったなら——観光でも、移住でも、事業でも、ぜひ一度この町を訪れてみてください。そして、地域での挑戦に手続きの面でお力になれることがあれば、私たちリーリエ行政書士事務所にお声がけいただけたら、これほど嬉しいことはありません。

最後に、ひとつだけお伝えしたいことがあります。竹田市の魅力は、岡城の石垣や荒城の月、炭酸泉やサフランといった“名物”だけではありません。本当の魅力は、この町で前を向いて挑戦している人たち、その人たちを温かく支えようとする町全体の空気にあると、私たちは感じています。だからこそ、通うたびに元気をもらい、「自分たちも、専門家としてこの輪に貢献したい」と背中を押されるのです。東京と竹田。距離は700kmほど離れていても、想いは地続きです。これからも私たちは、この素晴らしい町とのご縁を大切に育てながら、地域の挑戦を法務の力で支えてまいります。長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次にこの町を訪れるとき、あなたも竹田の虜になっているかもしれません。

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構想段階でも大歓迎です。「まだぼんやりしている」その想いを、一緒に形にしていきましょう。

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