行政書士が地方創生に本気で取り組む理由|街の法律家の使命
「行政書士なのに、どうして地方創生なんてやるんですか?」
正直に言うと、これまで何度この質問を受けてきたか分かりません。許認可の専門家が、なぜ地域おこしのような“熱い世界”に首を突っ込むのか——。今日はその理由を、きれいごと抜きで、本音でお話しさせてください。行政書士こそ、地方創生のど真ん中にいるべき職業だ。私たちは本気でそう思っています。
「地方創生」は、スローガンだけでは1ミリも進まない
地方には、驚くほど熱い想いを持った人がいます。「この町の特産品を全国に届けたい」「古民家を宿に変えて、人を呼び戻したい」「Uターンして、仲間と新しい事業を立ち上げたい」。その情熱に、私たちは何度も胸を打たれてきました。
でも——現実は、そんなに甘くありません。
素晴らしいアイデアの多くが、ある一点でぴたりと止まってしまうのです。それが、「手続きの壁」です。法人をどう立ち上げればいいのか。どの許認可が必要なのか。補助金の申請書はどう書けばいいのか。契約書はどう交わせばいいのか。やりたいことが明確であればあるほど、その手前に積み上がった「書類の山」が、人の足を止めてしまう。
地方創生は、立派な計画書やスローガンを掲げただけでは、1ミリも前に進みません。誰かが、その「想い」を「現実の手続き」へと翻訳する必要がある。そして、それこそが行政書士という職業の、まさに本領なのです。
行政書士は、地域の「最初の相談相手」になれる
私たちは、よく自分たちのことを「街の法律家」と呼びます。大企業の顧問でも、霞が関の役人でもない。商店街の店主や、農家の方や、移住してきたばかりの若者が、「ちょっと相談したいんだけど」と気軽に声をかけられる存在。それが行政書士です。
「誰に聞けばいいか分からない」を、なくしたい
地方で何かを始めようとする人がぶつかる最大の壁は、実は法律そのものよりも、「そもそも誰に相談すればいいのか分からない」ことだったりします。役所は縦割りで、窓口をたらい回し。専門家は敷居が高く感じる。そうやって、せっかくの熱意が、孤独の中でしぼんでいく。
だからこそ、私たちは「最初の一人」でありたいのです。やりたいことをまるごと受け止めて、必要な手続きを整理し、進むべき道筋を一緒に描く。地方創生において、この「入り口の安心感」は、何にも代えがたい価値だと信じています。
「こんな構想、相談していいのかな?」——その段階こそ、お声がけください。
空き家・民泊・宅建業 ―― 衰退のサインを、再生のチャンスに変える
地域の衰退は、しばしば「空き家」という形で目に見えてきます。人が減り、家が空き、町に活気がなくなっていく。けれど、視点を変えれば、その空き家は「まだ使われていない資源」でもあります。
たとえば、空き家を民泊として生まれ変わらせれば、眠っていた建物が宿になり、外から人が訪れ、地域にお金と交流が生まれます。古民家が一棟、宿として動き出すだけで、周りの飲食店や商店にも光が差す。これは決して大げさな話ではありません。
そして、民泊の許認可も、宅地建物取引業を通じた不動産の活用も、まさに私たち行政書士が日々向き合っている分野です。地方創生は、私たちにとって「畑違いの社会貢献」ではありません。得意分野そのものを、地域の未来のために使う——それだけのことなのです。
補助金・許認可 ―― 「制度」を、味方につける
地方創生には、実は国や自治体による数多くの補助金・助成金、そして支援制度が用意されています。問題は、その存在を知らなかったり、申請があまりに煩雑で、途中で諦めてしまう人が多いことです。せっかく用意された“追い風”を、書類の難しさのせいで受け取れない。これほどもったいないことはありません。
私たちの仕事は、こうした制度を「使える形」に変えることです。どの補助金が事業に合うのかを見極め、要件を満たす計画に落とし込み、申請書類を整える。許認可も同じです。「無理だと思っていた事業が、要件を一つずつクリアしていけば実現できる」——その道筋を示すのが、私たちの役割です。
情熱を、制度という追い風に乗せる。挑戦する人が、書類で消耗せずに本業に集中できる。地方創生の現場で、私たちが果たせる役割は決して小さくないと考えています。
それでも、なぜ「私たち」がやるのか
「都心の事務所が、なぜ地方に目を向けるのか」。そう思われるかもしれません。けれど、都市と地方は、決して別々の世界ではないのです。地方が元気を失えば、その影響はやがて都市にも及びます。人の流れ、食べ物、文化——私たちの暮らしは、地域の営みに支えられています。
そして何より、行政書士という職業の根っこには、いつも「一人ひとりの“やりたい”を、現実にする」という想いがあります。許認可も、民泊も、宅建業も、通知書面や公正証書の作成も、突き詰めれば、すべては誰かの挑戦を後押しするための手段です。その延長線上に、地方創生は自然と存在しています。
熱い想いを持った人が、手続きの壁の前で立ち止まらない世界をつくりたい。挑戦が、書類で挫折しない社会をつくりたい。だから私たちは、行政書士として、本気で地方創生に取り組みます。あなたの「やりたい」を、現実の一歩に変えるお手伝いを、ぜひさせてください。
地域での事業・許認可・民泊・宅建業のご相談はリーリエ行政書士事務所へ
構想段階でも大歓迎です。「まだぼんやりしている」その想いを、一緒に形にしていきましょう。
※当事務所は行政書士法に基づき、行政書士業務の範囲内でサポートを行っております。弁護士法第72条に抵触する法律事務(具体的な紛争の代理・示談交渉等)はお取り扱いできません。個別の法的紛争については、弁護士をご紹介いたします。


