Google口コミの誹謗中傷を削除する方法｜削除申請の通りやすい書き方
tsubamen2022Googleの口コミは、消費者がサービスを選ぶ際の大きな判断材料になります。その反面、事実に基づかない誹謗中傷や名誉毀損的な投稿がなされた場合、店舗や事業者の信用を著しく損なう恐れがあります。このような口コミを削除したいと考えても、「削除申請の通し方がわからない」「申請しても通らなかった」という声が多く寄せられています。
東京都江東区のリーリエ行政書士事務所では、Google口コミの削除申請について多くの支援実績があります。この記事では、誹謗中傷に該当する口コミの削除方法と、Googleに認められやすい申請の書き方を解説します。
この記事でわかること
- 誹謗中傷に該当する口コミの具体例
- 削除申請の基本的な流れ
- Googleに通りやすい申請文のポイント
- 削除できなかった場合の対応策
どのような口コミが誹謗中傷に該当するか
Googleのガイドラインに違反する投稿には、次のようなものがあります。「詐欺」「犯罪行為をしている」など根拠のない断定的表現、人格否定を含む投稿、差別的発言、サービスの提供を受けていない者による投稿などです。
例えば、「この店は詐欺をしている」「最悪の人間がやっている」などの口コミは、誹謗中傷に該当する可能性があります。これらは放置すれば顧客離れやイメージ低下に直結します。
Googleへの削除申請の流れ
Googleマップのビジネスプロフィールにログインし、対象の口コミを開いて「レビューを報告」から削除申請を行います。カテゴリとして「嫌がらせ」「不適切」「スパム」「虚偽の内容」などを選択できます。
申請後はGoogle側が投稿内容を審査し、削除するかどうかを判断しますが、簡潔で説得力のある説明を添えることで通過しやすくなります。
通りやすい申請文の書き方
削除申請の際には、以下の3点を押さえて文章を構成することが重要です。
- 投稿が事実と異なる、あるいは体験に基づいていないこと
- 業務や評判に悪影響を与えている具体的な事情
- ガイドラインのどの項目に違反しているか
例えば、「この投稿は、当方が提供したサービスに関する体験に基づいておらず、根拠のない誹謗中傷的な表現を含んでいます。『詐欺』という断定的な表現はガイドラインに反し、当事業の信用を大きく損なっております」といった文面は、削除されやすくなる傾向があります。
削除が認められなかった場合の対応
Googleが削除を却下した場合は、スクリーンショット等で投稿の証拠を保存し、投稿者の特定や内容証明の送付を検討します。プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求も選択肢となります。
また、内容証明によって削除を求める意思表示を行い、それでも応じない場合は名誉毀損や業務妨害として損害賠償請求の準備を進めることになります。
まとめ
Google口コミの誹謗中傷は、放置すれば重大な営業上の損害につながる恐れがあります。削除申請の際には、事実に即した冷静かつ明確な申請文が必要です。
リーリエ行政書士事務所では、削除申請の文案作成や、必要に応じた法的書面の作成までサポートしております。対応に迷ったときは、早めの相談をおすすめします。
