誹謗中傷を内容証明で止める方法|送るタイミングと注意点
東京都江東区のリーリエ行政書士事務所には、SNSや掲示板、レビューサイトなどで誹謗中傷を受けたという相談が日々寄せられています。悪質な投稿によって名誉を傷つけられた場合、法的な対処の第一歩として「内容証明郵便」を送ることが有効な手段となります。
この記事では、誹謗中傷をやめさせるために内容証明を活用する方法と、送付のタイミング、送る際の注意点について詳しく解説します。投稿者に対して「これ以上は許さない」という明確な意思表示を行い、法的措置を見据えた対応が可能です。
この記事でわかること
- 誹謗中傷に内容証明が有効な理由
- 送るべきタイミングと注意点
- 文面に含めるべき要素
- 行政書士に依頼するメリット
内容証明が誹謗中傷対策に有効な理由
内容証明郵便は、いつ誰にどのような内容の書面を送ったかを郵便局が証明してくれる制度です。誹謗中傷に対して内容証明を送付することで、「法的措置を検討している」という強い意思を相手に伝えることができます。
これは感情的な抗議とは異なり、正式な手続きを踏んだ対応であるため、相手に対して心理的な圧力をかける効果があり、投稿の削除や謝罪に至ることも少なくありません。
送付のタイミングと事前準備
誹謗中傷を確認した直後に感情的に送るのではなく、冷静に証拠を集めた上で送付することが重要です。スクリーンショットや投稿の保存、タイムスタンプ付きの記録を用意し、発信者が特定できる場合に送付します。
相手が特定できていない段階での送付は効果が限定的なため、まずはプロバイダへの情報開示請求や、サイト運営者への削除依頼といった手続きを並行して進めることが望ましいです。
文面の書き方と注意点
文面には、以下の要素を簡潔かつ正確に記載します。
- 対象となる投稿の日時・内容
- それにより受けた被害の具体的な説明
- 投稿の削除と今後の中傷中止を求める意思
- 応じない場合に法的措置を取る可能性があること
感情的な言葉や誇張した表現は避け、事実に基づいた冷静な記述が求められます。曖昧な表現は避け、要求内容を明確に示すことが大切です。
専門家に依頼するメリット
内容証明の文面は、法律的な意味合いを持つため、専門家に依頼して作成することで、より正確で効果的なものになります。リーリエ行政書士事務所では、状況のヒアリングに基づき、法的根拠に沿った書面を作成し、内容証明郵便の送付まで代行しています。
さらに、相手が企業や団体の場合、専門家を通じた通知のほうが重く受け止められる傾向があり、対応を引き出しやすくなります。
まとめ
ネット上の誹謗中傷に悩んだとき、自分を守る手段として内容証明郵便は非常に有効な方法です。感情に任せるのではなく、証拠を整え、冷静な対応を行うことが求められます。
リーリエ行政書士事務所では、誹謗中傷や名誉毀損に関するご相談を受け付けております。内容証明の作成から送付まで、安心してご依頼いただけます。被害を受けたと感じたら、早めの対応を検討しましょう。

